ヤンマガ、週刊ヤングマガジン2017年31号の各漫画の感想をざざざっと。ネタバレもあるので未読の方はご注意を。
巻頭グラビアは欅坂46の菅井友香さんと渡邉理佐さんで、ブレイキンガールが土屋美穂さん、巻末グラビアは岡田紗佳さんです。
今週から始まった新連載はグラシュロスです。グラシュロスは意味を調べましたが見つからなかったので造語のようですね。
・ヤンマガ最新号と漫画感想
目次
新連載グラシュロス
グラシュロスは、少年マガジンで連載されていた「神さまの言うとおり」タッグの金城宗幸さんと藤村緋二さんの新連載です。
メッッッチャマエ・サーガ(原始大河浪漫)ということで、クロマニョン人をテーマにしているかと思います。かなり新鮮なテーマですね。
と言っても、セリフなどは現代版にアレンジされていて、ナニガデルカナやバッチコなどちょいちょいギャグ風にも織り込まれています。神さまの言うとおりの雰囲気が割とミックスされている感もありますね。世界観的に賛否両論かもですが。
大筋としては、原始の狩りや戦いを軸に、呪われた運命や呪いなどとの絡みが描かれていくのでしょう。期待の新連載です。
とりあえず、理論の通りづらい昔ほど、老害の権力は恐ろしいということを実感。
ザ・ファブル
チートですが佐藤が頼もしすぎて好き。最高。
ヒナを優先する鈴木もヨシ。不良がたまにいいことをすると現象ですが。
なぜ鈴木がそこまでヒナ優先にしてるのかはちょっと描写が足りなかった感で違和感もありますが、それで勝利するのはプライドが許さない面もあるのかもしれませんね。もしくは、過去に何かあったのかこれから明かされるのかも。
ウツボの執念も嫌いじゃないし、まだ何かある気がします。佐藤が背中に怪我を追ってる感もちょっと不気味で面白さが続きます。
マイホームヒーロー
盗聴器にまで気が回るお父さん素晴らしい。抜け目ない主人公は読んでいて気持ちがいいです。
外で菜園すると害虫がつくだの、室内実験だのと理由を付ければよかった気もしますが、それじゃストーリーが進まないのでしょう。
室内侵入でどう展開するか非常に楽しみ。
7人のシェイクスピア
リチャードの演技がいいですねー。ただ、この漫画のモブは愚者が多すぎて不愉快なのが痛いところ。これは第一部からずっとなので既視感。
序破急の要素なのかもしれませんが、不愉快要素をもう少し減らしてほしいと切に思います。
アルキメデスの大戦
呉編突入。これから老獪で不愉快展開がしばらく続くのかなと思うとちょっとしんどめ。描写と展開で上手く見せてほしいところ。
侠飯
タルタルチキン南蛮とニラ玉で食欲がやばい。料理漫画は夜中に見るもんじゃないですね(誉め言葉)。今回は説教少な目。
次号は休載。
手品先輩
海でのナンパ撃退(?)編。来週はチラポラ祭りですと?
本阿弥ストラット
商人覚醒しすぎでついていけない…。あの目利きだけであそこまでなりますかね?
全体的に漂うドヤ感がダメなのか、やはりちょっと合わないかも。
次号は休載。
バックストリートガールズ
MV制作編。イノシシがせつないけど、命をいただくってことは普段からしてることなんですよね。食と命について考えさせられた妙回。
ハンツートラッシュ
積極的な速水編。どうせ寸止めだろうなでイマイチ盛り上がらない感。。
次号は休載。
監獄学園プリズンスクール
会長が留置所行きで退学?リアル監獄がどうなるんでしょうか。ストーリー側の展開が気になるのは久しぶりかも。
次号は休載。
みなみけ
未読。
なんでここに先生が!?
S君の誤解が溶けましたが、妹面倒くさい要員ですかね。こじれさせるより、もっとストーリー本筋進めてほしい感があります。
1日外出録外出録ハンチョウ
木村さん労働満了。付き添いの役得で地上編。今回はご飯というより、ほのぼのギャグ編の異色回。正直ハズレ回かな。。。
ハレ婚
ゆずがただの寂しがり屋のかまってちゃん?正直、好感度下がって残念。
小春は何なのこの人、ただの自己中女?
なにか見ていてイライラすることが多くなってきました。まあ人間的にリアルと言えばリアルなんですけどね。キャラ魅力としてはどんどん下がっていってるのが残念。
ピッチディーラー
うん、真ん中に蹴って約束通りだから教える展開ですね。
で、目的のためなら手段を択ばないリアリストは、幼馴染に同情で億単位のお金をあげるんですか。お金は他の局面で武器として使うべきでは?
いや、幼馴染の心をお金で買ったと考えるとそれはそれで策士なのかな。けど描写的にたぶんそうじゃないだろうし。
そしてあっさりキャプテン解任で高飛びしなきゃならない?
色々設定のアラと矛盾が気になりすぎて重要なはずのカモシダが入ってこない。。。
彼岸島48日後…
弟の精二が全裸ホッケーマスクで衝撃の登場。これぞ彼岸島。もっとください。
殺さざる者、生くべからず
ユキオ対天彦の直接対決。
ユキオの言うとおり壮大で残酷なモノになるのか、ここでしょぼく終わるかの分かれ道な気がします。
展開によっては物凄く面白くなるはずなので、いい方向に進んでほしい。
センゴク権兵衛
渡河作戦。緊張感がありますね。来週からどういう展開になるのか、結果がわかっていても楽しみ。
次号は巻頭カラー。
スモーキング
最終回。うまくまとめた大団円の気もしますし、意外に小さくまとまった感もあります。もっと派手なパターンも期待していたのですが、まあこれもアリですね。
最終5巻は9/6発売。
終わった漫画家
A子ちゃん編。ムニュニュニュニューンということで、やっと進展してきて面白くなってきました。B子ちゃんのいない隙をぬって進展していきそうですね。
けど、無かったことでも、冤罪セクハラとかモラハラとかも簡単に捏造できそうだなと現代社会の怖さを実感。
休載とまとめ

ヤンマガ、週刊ヤングマガジン2017年31号の感想を書いてみました。
新連載がグラシュロスで、連載終了最終回がスモーキングです。
次号休載は、侠飯、本阿弥ストラット、ハンツートラッシュ、監獄学園ですね。
ファブルが最高で、マイホームヒーローも面白いです。殺さざるもの生くべからずは岐路な気がします。
それではまた来週もヤンマガ感想を書いていきたいと思います。