野球漫画ヤキュガミが、週間ヤングマガジン2017・22号で第1部を完結しましたが個人的には非常に残念でした。
迫力にこそ欠けたもの、ストーリー的な伸びしろはあったと思うんですけどね。
まあ、いくつかの悪い要因も目立ったので当然といえば当然だったかもしれませんが。
・ヤキュガミ第1部最終回の感想
というわけで、今回はヤキュガミ続編、第2部はどんな感じだと面白いのかを妄想してみたいと思います。
目次
ヤキュガミ続編・第2部があるとしたら
ヤキュガミ第1部が、ロッド(白戸大輔)と森本がWBCまですっ飛んで完結してしまったので、第2部をあの続きからやるのはなかなかに盛り上がらないと思います。
プロ野球成功編として、年間リーグ戦を描き切るのってどうしても難しいんですよね。だからこそ挑戦しがいがありますし、高校野球よりは競合漫画が少ないでしょう。
まあ、ロッドが常に不遇で、周りにも恵まれなかったストレスが読者側にあったので、プロ野球編では周りに認められて、結婚して、子供が生まれて、年棒もビッグでなんてのを見守るのも面白そうですが、2部としてなんだか物足りない感は正直あると思います。
それなら、いっそのことロッドの子供が2部主人公なんてのはどうでしょう。
2部で主人公が変わる
2部で主人公が変わる作品は意外と多いです。代表的な漫画は「ジョジョの奇妙な冒険」ですね。
序章的でストレスの溜まる第1部が終わり、第2部で息子(波紋能力)の派手さ、第3部で孫(スタンド能力)と花開きました。
まあ、ジョジョは第1部から名シーン盛りだくさんでしたけどね。ブレイクしたのは第3部といっても過言ではないと思います。
2部はロッドの息子編
2部に主人公が変わるのはアリだとしても全く無関係なら1部がもったいないので、ヤキュガミも他作品通りに、ロッドの息子編ならかなり盛り上がるのではないでしょうか。
第1部読者もすんなりと受け入れられて、ヤキュガミが憑く理由も受け入れられやすいはずです。
そして、息子編は少しばかり周りに恵まれて、理解者も多い環境を見たいものです。第1部は意味もなくマイナス地点が多く、カタルシスよりもストレスが勝っていたのが読んでいて辛かった要員のひとつでした。
見返すばかりのパターンではなく、もっと気持ちのいい人ばかりの描写を見たいものですね。
周りも相手もいいやつばかりで、スポーツ選手のリアルってだいたいこうだよね。と共感できる部分が大きいです。恋愛もトントン拍子すぎますがそれがまた抜群。
最後に
ヤキュガミ第1部が残念ながら終了してしまいましたが、第2部はロッドの息子編を見たいなという感想です。
展開や環境さえもう少し違えばいい漫画になれたのになという思いがあるので、第2部には勝手ながら期待したいたいと思います。