ご当地焼きそばが美味すぎてヤバイぐらいの中毒性ですが、お店だけではなく自宅でもそれなりに似た味を作りたいという方も多いのではないでしょうか。
まあ、私も例にもれず自宅焼きそばが大好きで、色々なレシピを試しているのですが、各ご当地焼きそばの作り方と材料を書いちゃいたいと思います。
富士宮・横手・日田・ひるぜんとご当地やきそばの代表格を書きたいと思うので、お好みに合わせてご参考ください。
目次
富士宮やきそばの材料と作り方
富士宮やきそばの材料と作り方はシンプルですが、肉カスがポイントです。
【作り方】
- キャベツと肉カスと炒める
- 蒸し麺を入れて、麺の上に具を乗せる
- 甘みが広がったぐらいに軽く混ぜてソース投入
- お好みで魚粉をかける
シンプルな作り方ですね。肉カスの甘味とコクがポイントです。
魚粉はかける人は物凄くかけるぐらいおいしいので、お好みで調整するのがいいでしょう。
ソースは市販で富士宮焼きそばソースが売っていますし、ウスターベースで作るのもいいでしょう。セットなら付属しているのでささっと作れちゃいますね。
王道の富士宮焼きそばをぜひ味わってみてください。
横手やきそばの材料と作り方
横手やきそばも具材はシンプルですが、柔らかい麺に合うように豚の挽き肉がベストでしょう。
【作り方】
- キャベツと豚の挽き肉を炒める
- 茹で麺を入れて、すぐにたっぷりとソースを投入
- 汁気が残るくらいでさっと炒める
- 福神漬けと半熟目玉焼きをトッピングに
焼き方自体はシンプルですね。麺をすすりやすいように、汁気が残るくらいというのがポイントだと思います。
ソースは、出汁とソース(店オリジナルで、鶏がら出汁やデミグラスソースなど)を混ぜたもので、一から作るのは少し難しい部分もあります。
まずは、市販の横手やきそばセットなどを購入してみるのが無難かもしれませんね。
玉子でマイルドに、つるつるだけどもちもちで食べやすい横手やきそばも間違いなくおいしい逸品ですのでぜひご賞味あれ。
日田やきそばの材料と作り方
日田やきそばは生麺と大量のもやしがメイン具材で、なんと言っても焼き方が特徴的です。
【作り方】
- 豚肉を炒めて、上に湯がいた麺を乗せる
- ラードを回しかけて、4分間触らずにしっかりと焼く
- ひっくり返してもう片面もしっかり焼く
- もやしとネギを入れて、麺を上に乗せて蒸し焼き
- 甘辛ソースをかけて混ぜながら炒める
かなり変わった作り方ですね。というか、これまでの焼きそばの常識では考えられないぐらいの焼き方かもしれません。
焼き工程があるので時間はかかりますが、お好み焼きの焼き方をイメージすると作りやすいと思います。
ポイントは、麺をかきまぜながら炒めるのではなく、触らずに片面をパリパリに焼き上げるというところです。まさに「焼きそば」ですね。
これで麺のパリパリもちもちと、もやしのシャキシャキという独特の食感が生まれ、本当の焼きそばを感じられることでしょう。
ちなみに、市販の焼きそばもこの焼き方でめちゃめちゃおいしくなりますので、ぜひお試しあれ。この焼き方を覚えてから私の焼きそばライフが至福になりました。
ひるぜん焼きそばの作り方
ひるぜんやきそばは、一般的な焼きそばのようにソースではなく、ニンニク・玉ネギ・リンゴ等の野菜や果物が入ったタレで焼いていきます。
味噌だれやジンギスカン的なタレがポイントですね。
【作り方】
- かしわ肉を焼く
- キャベツを炒めて、麺をほぐしながら炒める
- タレを加えて良く絡める
作り方としてはシンプルですね。ポイントは味噌だれでしょう。
【味噌だれ】
材料(約2リットル分)
- リンゴ:2と1/2個
- タマネギ:1個
- ショウガ:50g
- ニンニク:3片
- 酒:180cc
- みそ:大さじ5
- しょう油:540cc
- みりん:360cc
- 七味唐辛子:大さじ1
- すりゴマ:大さじ1と1/2
- リンゴをざく切り
- タマネギ・ショウガ・ニンニクを細かく切る
- 切った材料に酒とみそを入れ、ミキサーに30秒間
- ミキサーに入れたものを鍋に移し、しょう油・みりん・七味唐辛子・すりゴマを加えてかき混ぜて2~3分煮る
出来上がったものを冷蔵庫で寝かせるとまろやかな味になっていきます。
市販のタレを使うのもおすすめです。
まとめ

富士宮・横手・日田・ひるぜんやきそばの材料と作り方を書いてみました。
どれも代表的なご当地焼きそばで、文句なしの美味しさです。
完全再現のハードルは高いですが、作り方や焼き方の基本を覚えられるので、グッと自宅焼きそばのクオリティが上がるはずです。
個人的には、特に日田やきそばの焼き方で一度は試してほしいなと思います。かなり衝撃的な美味さで、やみつきになること間違いなしでしょう。ぜひご賞味あれ。