ブログ文章が上手く書けないなら意識してほしい逆算と8つのコツ

ブログ文章を上手く書くのってなかなかに難しいんですよね。

ただ、語尾にリズムを付けたり、強調や囲みでの補足を付けることで文章はグッと読みやすくなります。

文章の区切りと繋げ方、足し算だけではなく引き算も意識すればさらに一段の文章力アップともなるはずです。

ユーモアセンスは本来持っているものもあるので、すぐに身に着けるのは難しい面もありますが、ある程度上手に文章を書くというのはコツとポイントさえ押さえれば問題ないありません

ブログを上手に書くためには、持っているインプットの質と量だけではなく、それを表現するアウトプットも意識していきましょう。

目次

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メインに書きたいことを「転」で書く差別化

ブログは好きに何を書いてもいいのですが、基本的には自分が興味を持っているものや詳しいものがベストというのはご存知だと思います。

ただそれをそのまま書いては深く掘り下げて書けないので、浅いものや誰かの二番煎じになってしまいがちでもあります。インターネットで世に出ていない知識なんてほぼないですからね。

そこでおすすめしたい書き方が、本来書きたいことを「転」に持ってくるということです。「起承転結」の「転」ですね。

これで文章構成に厚みができ、同じテーマで書いていても差別化ができるはずです。

「転」から逆算して書く

これは完全に我流なのですが、「転」メインで書くと文章や構成に厚みが出る傾向が強いです。

普通の書き方は、思いついて書きたいことを「承」に持ってくるはずなのですが、これだと「起承」まではいいとして「転」に軽いやっつけ感が出ちゃうんですよね。むしろ「転」が書けなくて、そのまま「結」に行くパターンも多いんじゃないでしょうか。

これでもいいんですけど、よほど強い内容じゃないと浅くなってしまうことも多々あると思うんです。

「転」メインでの書き方例を出してみましょうか。まずメインテーマは「フルーツダイエット」だとします。

通常だと、「フルーツダイエット」について書くために、

冒頭にダイエットや体重云々を持ってきて「起」

フルーツダイエットについて書いて「承」

ちょっとした関連小話で「転」

まとめで「結」

になることが多いと思います。これが「転」メインの書き方だと

「転」にフルーツダイエットを持ってくるために

「承」にフルーツやダイエットや体重の悩み関連をがっつり書ける

「起」は「承」と「転」で書いたことへの導線を書く

最後にまとめの「結」

順序的に、「転」→「承」→「起」→「結」という変則的な流れになりますが、これが意外と書きやすく構成しやすいんです。

まあ、要するに起承転結を逆算して書こうということですね。パズルを組み立てる感覚に近いかもしれません。

承メインで考えて、転にもがっつり書くのもいいんですけどね。転が苦手で上手く書けない方におすすめの手法です。

ただ、「転」を繰り返して話題が散らばるのはNGです。軸となる話題はひとつに絞らないと理解しにくくなってしまいます。

ちなみにこの記事だと、最初に書きたかったことはこれから書く「転」にあったりします。

ここまでの「起・承」は、そこに繋がる文章構成に関することを後付けで書いただけで、逆算で書く手法をここで書くつもりは当初はありませんでした。

文章は上から順に書くのではなく、前後に行き来しながら肉付けしながら書くのが構成に厚みを出すコツです。

自分で書きながら何度も読み直すのは必須で、読むと絶対に足りないものが見えてきます。リライトしてどんどん単語や文章を肉付けしていきましょう。

また、足すだけではなく、余計なものを引いたりまとめたりする引き算も重要です。

読みやすくて上手に見える文章のコツ

というわけで「転」に来ましたが、最初にこの記事で書こうと思ってたのは、この「読みやすくて上手に見える文章のコツ」なんです。

結果的に、「承」が文章構成、「転」が書き方という記事の流れになりましたが、「承」が書き方だった場合、「転」はもっと浅いものになった気がします。

で、その読みやすくて上手に見える文章のコツですが、同じ内容でも表現や書き方次第で印象はかなり変わるので、覚えておいて損はないはずです。と言っても国語の基礎みたいな話なのでそんなにハードルの高い話ではありません。

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同じ語尾は使わずに置き換える

言い回しと語尾次第でブログと文章の印象はガラリと変わります

極端な例だと、小学生の作文なら「~だと思いました」「~でした。」の繰り返しでボキャブラリーが無いのは明らかにわかりますよね。

ところが色々なブログを見ていると、「です」や「だと思います」の繰り返しで、語尾が揃い過ぎていることも多々見かけるんです。

これは同じ意味の言葉に置き換えるという簡単なコツで単調な印象を変えられるので、言い回しを変えて文章に幅と起伏を持たせてあげましょう。

「良い」というだけでも、「良いです」「良いはずです」「良いと思うんです」「良い気がします」「良い傾向があります」「良いでしょう」「良いじゃないでしょうか」「良いんですよね」「良いと思いませんか」と、言葉の強さは違いますが表現の仕方はたくさんあるので、これを使わないのはもったいないです。

というワケで、ざざっと私の使う言い回しの変え方を書いてみます。

肯定、言い切り:です。ます。でした。ました。でしょう。しましょう。なんですよね。傾向が強いです。と言えるでしょう。しなければいけません。

弱めの肯定:と思います。はずです。気がします。傾向があります。の傾向でしょう。アリでしょう。ではないでしょうか。といったところですかね。かもしれません。かもしれませんね。

共感;ですね。ですよね。でしょうね。と思いませんか。

否定形:ではないです。ではないと思います。違います。違う気がします。違うでしょう。違うんじゃないでしょうか。違うんですよね。ではないでしょう。ではありません。

提案:するのもいいと思います。いかがでしょうか。てみてください。

あとは体言止めや倒置法も有効です。こんな感じの書き方で。

もっとたくさんあると思いますが、丁寧語だとこんな感じでしょうか。語尾をうまく使い回していくだけで単調さを避けることができるはずです。

同じ語尾は単調さを生みます。少し変えるだけでかなり有効な文章力アップになるのでぜひ試してみてください。例としてはこの記事全体の語尾を見てもらうのもいいでしょう。

(↑良い例と悪い例↓)

同じ語尾は単調さを生みます。少し変えるだけでかなり有効な文章力アップになります。例としてはこの記事全体の語尾を見てもらうのもいいと思います。

見やすさとポイントを装飾でわかりやすく

語尾も読みやすさのポイントですが、全体的な見やすさとわかりやすさも重要です。

見出しの段落付けは基本ですね。

段落や文章ごとでも伝えたいことが多いほど長くなってしまいますし、ポイントも多くなってしまうので太字やマーカーや囲みを使って、パッと見でわかりやすくするのがおすすめです。

ここまでこの記事を読んでいただけたならお分かりかと思いますが、ちょいちょいとポイントにマーカーや囲みで装飾してあります。

1画面に1つは黒以外の色が入れて、重要な文章にはマーカー、長くなったら最後に囲みでポイントをまとめるだけでかなり読みやすくわかりやすくなります。

逆に使い過ぎはダメです。重要なポイントだけを強調してください。引き算大切。

文章を繋げる区切る改行する

あとは文章を繋げたり区切ったりするのも重要です。

句点ばかりで短文が続くのは読みにくいし文章に稚拙さを感じます。適度に繋げましょう。

読点がいくつも続くのは理解度が落ちます。長い文章は適度に句点で区切りましょう。

3行以上は読みにくいです。区切って改行しましょう。


(句点多い)
文章を上手に書くのは難しいです。最初から文章を上手に書けないのは当たり前です。何度も意識して修正することによって文章力は上達します。書きながら何度も読み直すのは当たり前です。文章や段落ごとにチェックしてください。どんどん修正して良い文章にしましょう。

(読点多い)
文章を上手に書くのは難しく、最初から文章を上手に書けないのは当たり前ですが、何度も意識して修正することによって文章力は上達しますし、書きながら何度も読み直すのは当たり前なので、文章や段落ごとにチェックしながら、どんどん修正して良い文章にしましょう。

(適度)
文章を上手に書くのは難しく、最初から文章を上手に書けないのは当たり前ですが、何度も意識して修正することによって文章力はアップします。

書きながら何度も読み直すのは当たり前なので、文章や段落ごとにチェックしながらどんどん修正して良い文章にしましょう。

何度も自分で読み直す

最終的には「何度も自分で読み直す」これに尽きます。

読み直すとほぼ確実に直すポイントが見つかりますし、前後の文脈からどんどん肉付けされて分厚いコンテンツになります。また、引き算によるわかりやすさも重要なので、余分な文は削除も意識しましょう。

自分の文章を読んで修正することによる文章力アップは確実なので、短期的な修正面だけではなく、長期的な文章力アップの両面に貢献してくれます。書きながら何度も読み直すようにしましょう。

文章は繋げて区切って改行して、言葉を足して引いて手直しの繰り返しです。一文ごとに読み直す、段落ごとに読み直す、最初から通しで読み直す、これ当たり前です。

また、読み直したときに、「あれ、それ、これ」を単語に置き換えられるならしっかり入れましょう。SEO対策にもなるのでおすすめです。

書きながら読み直す。これ最重要ポイント。

一度で完成された文章を作るのは難しく、何度もリライトして当たり前だと思った方がいいでしょう。

ブログ文章をうまく書くコツまとめ

「起」でブログ文章への問題提起、「承」で逆算による文章構成方法、「転」で上手な書き方のコツを書き、「結」まで来ました。

「結」ではまとめやオチや余韻などを持って来ますが、オチは個人差やセンスが一番出るところなので正直難しいです。無難にまとめるというのも一般的でしょう。

というワケで、サクッとまとめてみます。(逃げ)

ポイント

・起承転結を順々に書く必要はない。逆算も書きやすい。

・ネタを「転」に持ってきて「承」を逆算もおすすめ。

・パッと見でポイントをわかりやすくマーカーを。

・見出し段落を付けて囲みでポイントをまとめる。

・語尾や表現は適度に変える。

・読みやすいように引き算も大切。

・文章は繋げて区切って適度な長さに。

・書きながら何度も読み直して肉付けと修正を繰り返す。

私的なブログ文章のコツとポイントをまとめるとこんな感じですね。

インプット量に個人差や経験差があるのは一朝一夕では覆せないので、文章力や表現力のアウトプット部分で差を縮めていくのがおすすめです。

ユーモアやセンス部分は理屈で身に着けるのは難しいですが、参考になるものはあちこちに転がっています。普段から意識してアンテナを立てて、インプットの質と量も増やしていきましょう。

ちなみに「身に着ける」と「身に付ける」は、一般的には「身に付ける」が使われがちですが、新聞社などでは正しい表現として「身に着ける」で統一されているはずです。日本語難しい。

↑オチのつもり。ユーモアセンスをください。(というオチ)

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