wpXサーバーデータベース容量を500MBから1000MBへ増加の神対応

wpXサーバーは素晴らしいサーバーに間違いないのですが、データベース容量の増設面がずっと気になっていました。

この懸念を持っている方も多かったのか、2017年8月4日にMySQL(データベース)容量が500MBから1000MB(1GB)への大幅増加とのアナウンスがありました。

しかも無料ですからね。神対応としか言いようがなく、心を鷲掴みにされた気分です。

同時に、wpXクラウドのデータベース容量も2~4倍となりました。神。

目次

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wpXサーバーのデータベース容量

wpXサーバーはプラン選択が無く、月1000円(1年契約時)プランのわかりやすいシステムで、データベース容量は一律で500MBでした。

1サイト500MB×10ドメイン分なので、これでもかなりのものなんですけどね。(他サーバーと比べても多いぐらいです)

プランはベストなひとつに集約して提供してくれるwpXですので、容量増設やプランアップなどの選択肢がなく、「いつかデータベース容量が500MBの上限に達したらどうしよう」と、データベース削減のためのリビジョン削除などの施策をしていた方も少なくないでしょう。

wpXサーバーは、文句の付け所のないぐらい素晴らしいサービスですが、このデータベース容量に関してだけがずっと不安だったんですよね。

私も過去に問い合わせをして、「データベース容量が500MBに達したらどうしたらいいですか?」と聞いたことがあるのですが、「プランやオプションによる増設はできないので、wpXクラウドにサーバー移転するのが妥協策だと思います」とのことでした。

そこで、同様のお問い合わせが多かったのかはわかりませんが、今回のデータベース容量500MB→1000MB(1GB)の無償増加という神対応です。

まあ、500MBに達するってかなりの大規模サイトだと思いますが。

私の運用サイト例だと、3年運用、1000記事×1000文字、画像1300枚で約250MBです。
(これで月間100万PVでも超高速です)

wpXサーバーデータベース容量増加



というわけで、本日2017年8月4日から、wpXサーバーのデータベース容量が1000MB(1GB)に増設となりました

公式サイトの仕様説明も1000MBに変更されているので、既に使っている人だけではなく、新規さんも1000MBということです。素晴らしい。

おそらく、これであと数年は余裕になった感覚で、余計なところに気を回さなくてもよくなったという方が大半かと思います。

これで、何の懸念もなくwpXサーバーを使い続けられそうですね。

もし、多くの人が1000MB(1GB)に達する時期になればさらに増設もあるかもしれませんし。チラッ。

wpXサーバーは、唯一懸念していたデータベース容量面が解決されたことで、WordPressでサイトを作るなら文句なしにおすすめのサーバーになりました。(ちなみに私はHTMLサイトも運用しているので、エックスサーバーも併用しています)

公式サイト

wpXクラウドもデータベース容量増加

wpXサーバーのデータベース容量増設に伴って、wpXクラウドのデータベース容量も増設されました。

(経費とか大丈夫なんでしょうか。大丈夫なんでしょうけど。)

wpXクラウドはプランによって増設量が違います。

wpxクラウド
プラン月額 データベース容量
A 500円 150MB→
500MB
B 1000円 300MB→
1000MB(1GB)
C 3000円 500MB→
1500MB(1.5GB)
D 5000円 500MB→
2000MB(2GB)
E 10000円 1000MB→
2500MB(2.5GB)
F 30000円 1500MB→
3000MB(3GB)
X 50000円 2000MB→
5000MB(5GB)

増設量はプランによって違いますが、2倍から4倍ですね。これはかなりの満足度でしょう。

拡張性はかなりのもので、1サイトをがっつり育て上げるならwpXクラウドだけでかなりの頼もしさです。

wpXサーバーは月1000円で500MB×10ドメイン、wpXクラウドは1ドメイン契約です。

サイト量産ならwpXサーバー、1サイト注力ならwpXクラウドがおすすめになります。

公式サイト
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無償でのデータベース容量増設が素晴らしすぎる

今回、無償でのデータベース容量の大幅増設となりましたが、これって普通にお金を取れる内容だと思うんです。

wpXクラウドなら、グレードBがグレードEになったようなものでもありますから。(グレードの価値はデータベース容量だけではありませんが)

これは、運営しているエックスサーバー株式会社さんのユーザー第一主義が如実に表れていると思うんです。

いくら契約時プランの数字などが優れていても、柔軟な対応やユーザー優先での考えをしてくれないと、どこかで不満と不安が出てきちゃいますからね。

入り口だけは良さそうで、その後の対応が悪いサービスなんてごまんとあるのはご存知でしょう。

囲い込んだ後に、どうやってお金を取っていくかというのがビジネスの王道でもあるのですが。

その点、エックスサーバーさんは本当に素晴らしく、3年以上の使用を続けていても全く不満はないどころか、いつも素早く柔軟な対応に驚かされることばかりです。

その辺も、現在のエックスサーバー系列の支持に繋がっているのでしょうね。

エックスサーバー系列はSSL化も無料だった

現在は、かなり常時SSL化(サイトをhttpからhttpsに変えてセキュリティアップうんぬんってやつ)が進んできていますが、SSL化を従来のサイトに導入する際もwpXサーバーは無料対応でした。(もちろんエックスサーバーもです)

これ、十分にお金を取れるサービスだと思うのですが、初期費用も月額もかかりません。

しかも、SSL化も簡単にできるように、面倒な手続きなしでさらっとSSL化ができちゃうんですね。

このおかげですんなりとSSL化を導入できた方も多いのではないでしょうか。

変にケチ臭くないというか、ユーザーの満足度を最優先にしていればお金は後から付いてくるという素晴らしい方針を感じます。

マネタイズが甘いよとか言われちゃうのかもしれませんけどね。

こういった方針を徹底した企業があるだけで、その業界の流れを動かす力さえもあるはずなので(ライバルがこうしてるからウチもこうしなければみたいな)、これからもエックスサーバーさんにはもの凄く期待しちゃいます。

私は、「数百円高いぐらいでもエックスサーバー系列にしちゃいなよ」と友人にもおすすめするぐらいにはファンになっちゃってます。

実際は数百円高いどころか安いぐらいなのですが。

まとめ

基本性能と料金からして満足度バリ高のエックスサーバー、wpXサーバーですが、サービスや方針までユーザー優先ときているので隙が無い素晴らしさです。

これは今までも感じていましたが、今回の無償でデータベース容量大幅増設で極まった感があります。

プランがひとつでわかりやすい反面、容量の拡張性が低いというのがwpXサーバーの弱点にも感じていましたが、今回の無償データベース容量増設でその不安も払拭されました。

WordPressでサイトを作るなら本当におすすめのサーバーですので、サーバー選びに迷われている方はぜひ検討案のひとつに入れてみてください。

公式サイト

エックスサーバーとwpXサーバーの比較はこちらでしていますので合わせてどうぞ。

エックスサーバーとwpxサーバーどっちがいいか違いを比較

2017-02-25
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