タクシーでは、運転手と客がそれぞれ初対面の人とドライブをすることになるのですから、なにかとストレスも溜まりがちです。
空気の読めない運転手、お酒に酔っている客など相性が悪ければイライラすることも多いでしょう。
逆に相性がいいと盛り上がったりもするんですけどね。
客側が殿様すぎても運転手側がイライラしてくるでしょうし、サービス過剰な日本では難しいバランスでもあると感じます。
目次
タクシー運転手の嫌いな行動

タクシー運転手の嫌いな行動は数あるかもしれませんが、空気の読めなさの集約する気がします。
とにかく話しかけてくる
喋りたくないのに話しかけてくるのがイライラとして最も多いと思います。なんで初対面の人と気を使ってまで話をしなきゃいけないんだというわけですね。
しかも、タクシー運転手は意外にフランクだったり上から目線だったりすることがあるので、この場合は最悪です。こういう人に限って、客側が黙りたい雰囲気でもガンガン攻めてきます。
相性と話題が噛み合えば、逆に楽しい時間にもなり得るのですが。
無愛想
話しかけてくるのとは対極ですが、無愛想なのもイライラしてしまいますね。
目的地以外に何も聞いてこないと、これはこれでサービスとして不満を覚えるのも正直なところでしょう。
話しかけ過ぎとは微妙なラインかもしれませんが、ジャブとして最初の会話ぐらいはあった方が印象がいいのは間違いないです。
バランスは難しいところですけどね。「今日は道が空いているので走りやすいです」等、業務に関係のあることで会話のジャブを打ってくれるとどこか安心感です。
道に詳しくない
道に詳しくないのは仕事の能力としての問題ですが、客側としては論外でもありますよね。
まあ、客側が道の案内をすればいいだけですが、溜め息が出てしまうのも正直なところです。道の複雑な東京に多い傾向でしょう。
これは今後のナビや自動運転技術の向上によって、どんどんと解消されていくのかなとも感じます。
運転が荒い
運転が荒いのも困りものです。
乗っている客側としては不安にもなるし、他の車に対して文句を言っているのを聞くと良い気分ではありません。
急いでくれているのかもしれませんが、安全運転の範囲でマナーを守ってほしいという方が多数派でしょう。
運転が下手
運転が荒いのと似ていますが、運転が明らかに下手な方が恐ろしいかもしれません。
交通事故に合う確率は、運転手の技量によっても左右されるので気が気ではありませんね。
遅延、遠回りする
タクシー料金は距離と時間によってかかってきますから、わざと遅らせたり、遠回りしているのは怒ってもいいところでしょう。
これはタクシーカードを見て、タクシー会社に苦情を入れてもいいぐらいだと思います。(度合いによりますが)
最短ルートを知らない観光客は特に気を付けなければなりませんね。
乗車拒否
行き先が近いからと乗車拒否をされることもあるかもしれません。
近いからそれなら歩いて行った方がいいよと。これが観光客に対する親切心でのアドバイスならいいのですが、疲れて歩きたくない場合もありますし困りものです。
ずっと待った客がワンメーターだとがっかりするのもわかるんですけどね。
しかしタクシーの乗車拒否は道路運送法違反に当たります。違反ですよといってまでそのタクシーに乗りたいかは別として、タクシーには運送の引受けを拒絶してはいけないという義務があるんですね。
ただ、正当な理由がある場合は乗車を拒否することもできます。
安全に走行ができない状況や、客が泥酔者や安全のための指示に従わない場合等です。乗車の際は客側もしっかりとマナーを守りましょう。
客側の嫌われる行動

問題はタクシー運転手側だけではなく、客側にあることもあるでしょう。
嫌われる客になると、運転手の態度も好ましいものではなくなっていきますし、自分のためにも運転手に嫌われる態度は取らない方がおすすめです。
酔っぱらい
まず、挙げられるのは意思の疎通が困難な酔っぱらいでしょう。
行き先も合っているかわからず、寝てしまって着いても起きず、吐くことも多いですし、タクシートラブルが集約していると言っていいかもしれません。
無駄な料金が嵩んでしまうことも多いですし、自分で管理できる範囲でお酒を飲みたいものです。
タクシーを利用するケースは、お酒を飲んだからというパターンも多いでしょうし悩ましい問題ですね。
高圧的な態度
お客様は神様だと自分で思ってしまうタイプですね。
タクシーだけに限りませんが、高圧的な態度は相手を不快にさせます。
上に立つ快感もあるでしょうけど、嫌われるという点においてはかなりの可能性の大きさなので、円滑なサービスを受けたいなら相手を一人の人間として接することは大切です。
無愛想
話しかけて無視されるのは気分がいいものではありません。
話しかけられたくないという意思は伝わりますが、一言だけでも返すとまた違った印象でしょう。
目的地の指示が曖昧
目的地の指示が曖昧だと、ベストな道筋を取れないので運転手は困ります。
「近くなったら道順を言うから」と言っても、かなり早くから言って貰わないとどっちの車線にいたらいいか等の判断ができません。「そこを右に曲がって」と指示された時に左車線にいると無理があります。
これは、普段自分で車を運転している人じゃないとわからない感覚なので、できるだけ細かい住所を伝えると運転手側も助かることでしょう。
まとめ
タクシー運転手と客側それぞれの代表的な嫌われる行動を挙げてみました。
タクシーは、知らない人とドライブ状態なわけですから、快適な空間となることもなかなか少ないのが現実です。
タクシートラブルについては絶えませんが、ドライブレコーダーによってお互いの理不尽な要求の抑止力にも繋がっていくのかと思います。
これからはドライブレコーダーが必須の時代にもなっていくのでしょうね。
お互いを気遣って、うまくタクシーを利用していきましょう。