熱帯魚水槽レイアウトは石と流木どっちがいい?

熱帯魚水槽のレイアウトは置物系や水草などがあり、置物系の代表が流木と石でしょう。

どっちも入手しやすく使いやすいのでおすすめですが、使うならどっちがいいかを比較してみたいと思います。

目次

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水槽のレイアウト

水槽のレイアウトは、水草と置物系で構成することがほとんどですが、その両方を組み合わせることも非常に多いです。

美しいレイアウトは三角構図で奥行を出すことが重要で、そのためには高さとメリハリをつけることが必要になってきます。

高さを出すためには、前景に背の低い水草、後景に背の高い草を配置させますが、流木と石を使うことで高さとメリハリがつけやすいですし、ダイナミックな自然を再現した迫力も出ます。

水草水槽の大半は流木か石を使用していると言っても過言ではなく、レイアウトにおいて非常に重要な要素です。

流木と石を使うことで迫力のある三角構図を作ることができるのでおすすめのレイアウト方法です。

流木のメリット・デメリット

流木は複雑に枝分かれした形状から、ゴロンとした迫力のあるものまで様々です。全く同じ形の流木は無いと言っていいかもしれませんね。

流木のメリットは水草を活着させて使いやすいことです。アヌビアスナナやウィローモスを使うだけで、かなり見応えのある水草水槽となるでしょう。

枝のある流木があれば、それだけで何種類もの水草を活着させることができ、色々な水草の育成も楽しむことができます。もちろん迫力のある水景も作りやすいです。

流木のデメリットとしては、沈まない流木もあったり、アクの出る可能性も少なからずあるということでしょうか。複雑な形状の場合はメンテナンスもしにくいかもしれませんね。

あとは、流木は水を酸性に偏らせる傾向もあるので、アルカリ性を好む熱帯魚を飼育している場合は考慮する必要があるでしょう。

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流木は水草の活着と形状の多様性が魅力です。アクや酸性に傾く傾向には少し注意した方がいいでしょう。

石のメリット・デメリット

石は風山石、木化石、輝板石、溶岩石などたくさんの種類があり、それぞれで見た目の印象はかなり異なります。

石のメリットは、色々な形状や材質のものがあり、お好みに合わせて使い分けられることです。

石のデメリットとして、大きな石には水草は少し活着させにくいのですが、小さな石になら問題ないでしょう。

石によってはカルシウムを含んでいて、水をアルカリ性に傾ける傾向があるのは気を付けてほしい点です。魚によってはpHが好ましくない方向に傾く可能性があります。

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石と流木どっちがいい?

水槽のレイアウトに石と流木のどっちがいいかというのは難しいです。と言うか好みの問題が大きいですね。

ゴツさや直線形が好みなら石、柔らかさや曲線好みなら流木といった感じでしょうか。個人的には流木の方が好みですが、これは好みなので一概には言えないでしょう。

どんな水景にしたいかというところが大きく、飼育している熱帯魚は弱酸性と弱アルカリ性どっちを好むかという辺りも考慮するといいと思います。

流木と石を併用するのもアリですし、両方を上手く使うことで非常に魅力的な水景を作り出すこともできます。

個人的なおすすめで言うと、大き目の流木に小さめの石を組み合わせるのが使い勝手がいいと感じます。水草の活着を前提に考えるのがいいでしょう。

ちなみに、どちらも拾ってきたものを使用するのはどんな寄生虫や有害物質が付着しているかわからないのでおすすめできません。しっかりと処理が施された市販品を使うようにしましょう。

最後に

熱帯魚水槽のレイアウトには石と流木どっちがいいかを書いてみました。

どっちがいいというわけではなく、使い方や好みに依存する部分が大きいので一概には言えませんが、両方を上手に使うことで魅力的な水景を作り出すことが可能だと思います。

それぞれの特徴をもとに、活着させた水草とも組み合わせて上手に使っていきましょう。

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