真田丸の映画化は?

真田丸の面白さは近年の大河ドラマの中でもかなりのものでした。

平均視聴率こそは16.6%と、歴代大河の中では低めですが、これは録画機器が普及した近年の大河全てに言えることですし、娯楽選択の少なかった昭和期の視聴率と比べるのはかなりの分の悪さです。

そして、ドラマが映画化されることもままありますし、真田丸映画化を期待されている方も多いかもしれませんね。

目次

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真田丸の映画化は?

真田丸の映画化について書いてみたいと思いましたが、正直これはなかなか厳しいのではないかと思います。なぜなら、大河ドラマが映画化された例がないはずだからです。

真田丸が社会現象になるほどのものだったとしても(実際に社会現象近いものになっていましたが)、映画として製作されるというのはほぼないと言っていいかもしれません。

NHKは、NHKエンタープライズという番組制作会社を持っていますが、大河を映画化したケースはありませんし、映画化自体もそこまで積極的には思えません。

ちなみに、NHKエンタープライズの映画制作および製作委員会への出資・協賛作品です。

【実写】
クライシス2050(1990年)
すずらん 少女萌の物語(2000年)
ハゲタカ(2009年)
その街のこども(2010年)
セカンドバージン(2011年)
サラリーマンNEO 劇場版(笑)
DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?(2011年)
外事警察 その男に騙されるな(2012年)
WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT (2015年)

【アニメーション映画】
映画おじゃる丸 約束の夏 おじゃるとせみら(2000年)
劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君(2005年)
劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI [1](2000年)
劇場版MAJOR メジャー 友情の一球(2008年)

ここに真田丸の映画がラインナップされる可能性はほぼないのではないでしょうか。

ぜひ映画バージョンの真田丸も見てみたいものですけどね。

真田丸ダイジェスト版総集編

映画と言っても色々なパターンがあります。完全新作での撮り直しか、テレビ放映をまとめたダイジェスト版ですね。

ダイジェスト版はアニメ系によく使われる手法で、劇場版と呼ばれ、アニメ1クールを見るよりも短い時間で全体の展開とストーリーを見ることができます。

ダイジェスト版も、これはこれでアリだと思うんですけどね。新要素を見たいファンにとっては新作ではないと物足りなさも感じてしまいます。

実は真田丸も、2016年12月30日にはダイジェスト版総集編も放送されていました。

真田丸総集編
2016年12月30日

総集編(1) 午後0時15分〜午後1時00分
総集編(2) 午後1時05分〜午後2時00分
総集編(3) 午後2時00分〜午後2時58分
総集編(4) 午後3時05分〜午後4時33分

こういった内容ですね。50話を4時間ですから、トータル10分の1ほどのダイジェスト版ですが、忙しい方や未視聴の方にとっては非常に優れものだと思いますし、再視聴の方にはいろいろな想いを馳せることのできる濃い時間だったと思います。

できればこの総集編をまた再放送してほしいものですけどね。視聴率もかなり取れることでしょうし。

ちなみに、大河ドラマは1965年の太閤記から、全作品で総集編が作られ、年末年始に放送されています。
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大河ドラマ製作費は?

大河ドラマと映画製作費用を比べてみましょうか。

まず基本的に時代劇は普通のドラマに比べて製作費が掛かります。衣装とセット舞台があるものを使えませんし、かなりの人数も必要となるからですね。

作品によりますが、大河ドラマだと1話で約6000万円が平均です。50話で年間約30億円ということですね。

NHKの昼ドラだと1話800万円とのことですからまさしく桁違いです。(民放ドラマは2000万円以上かかるらしいので、また少し製作費基準は違います。)

ちなみに、海外ドラマはさらに桁違いで、1億円以上は当たり前で、高いもので10億円近い1話の製作費です。動いているお金の量がヤバいですね。。

映画製作費は?

そして映画製作費はというと、日本ではファイナルファンタジーが別格の150億円です。以下はトップ10の製作費で20~70億円ほどなので、大河ドラマの年間製作費以上となっています。

こう考えると、比較的確実な大河ドラマと比べて、映画というのは少しリスクのあるようにも感じます。実際に赤字興行の映画も数多いようで、総集編というのは費用対効果が優れているかもしれませんね。

というわけで、真田丸の新作映画化というのはかなり難しいと思います。テレビで総集編の再放送を待つかDVDの購入というのが現実的だと思います。

ちなみに映画も、海外映画は邦画とは桁違いで、トップ10で250億円~350億円ほどの製作費となっています。

ドラマと映画の製作費を見ると、海外と日本では10倍近い格差が出ていますね。なんだか金銭感覚が狂ってきましたが、日本も限られた製作費で優れたものを作っていると思います。

映画真田十勇士

真田幸村の映画といえば真田十勇士ですね。真田十勇士は10人に家臣をモチーフとした架空の存在ですが、色々な題材とされている物語でもあります。

天下人徳川家康に対する主君真田幸村と、それを支える十勇士。これは物語としてかなり優れたシチュエーションでしょう。

真田丸とは少しテイストが違いますけどね。現在はDVD化もされているので、ご興味がありましたらぜひ。

最後に

NHK大河ドラマ真田丸の映画化や総集編について書いてみましたが、真田丸の映画化というのはなかなかに難しいでしょうね。

ダイジェスト総集編ならDVDかブルーレイがおすすめで、本編をじっくり楽しみたいなら動画配信がおすすめです。

動画配信は公式のNHKオンデマンドか、提携のU-NEXTで視聴できるので、未視聴の方も再視聴の方もぜひ一度チェックしてみてください。

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