鼻をすする癖は耳の病気や頭痛への危険性あり

鼻水が垂れてきて「ズズズッ」と鼻をすすってしまうのは誰もが行ってしまう条件反射的な行動でもあるでしょう。癖にまでなってしまっている方も多いかもしれませんね。

しかし鼻をすする癖は侮ってはいけません。

鼓膜への負担による耳の病気や、神経への刺激による頭痛、ウィルスや細菌を喉に追いやることによる喉の痛みにも繋がってしまいます。

一時的なものならいいのですが、鼻すすりが癖になると治療が難しい耳管開放症にもなってしまうので注意していきましょう。

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鼻をすする癖

鼻をすする癖は、鼻水をかまないことが最も大きな原因です。

鼻水をかむのが恥ずかしいという意識が大きいのかもしれませんね。

しかし「ズズッ」と何度も鼻をすする方が、周りに不快感を与えている場合もありますし、一度鼻水を外に出してしまうのがおすすめです。

ただ、繰り返し鼻水が垂れてくる鼻炎の時は、どうしても鼻すすりをしてしまうこともあるんですよね。

そんな時用に、今では鼻専用マスクもありますし、鼻をすすりたくないという方はぜひ試してみてください。

これ、鼻の中に直接入れるのですが、全く目立たないのに鼻水吸収効果は抜群という優れものです。

マスクは外部からの細菌やウィルスを防ぐ目的ですが、鼻水に悩まされている方はこちらのマスクがスタンダードになってきている傾向です。テレビで紹介された影響も大きいかもしれません。

鼻すすりをやめるだけで様々な不快感から解放されますし、周りへの配慮にもなります。

さらに、鼻をすすることは鼓膜への負担にもなりますし、頭痛やのどの痛みの原因ともなってしまうので、ぜひ意識して鼻すすり癖をなくしていきましょう。

鼻すすりが耳の病気の原因へ

鼻と耳は耳管で繋がっていて、鼻の呼吸の圧は耳管を通じて鼓膜などへの影響があるのはお分かりかと思います。

気圧などで耳が詰まったりすると鼻の呼吸で調節したりしますよね。

ということは、鼻からの急激な圧は耳への負担に繋がります

鼻をすすることによって鼓膜は凹んでしまうので、これが癖になると鼓膜が薄くなったり、弾力を失ったり、凹んだ状態が続いてしまいます。

そして耳管の働きも悪くなって、耳の閉塞感や耳管開放症へと繋がってしまいます。これが非常に厄介で不快な症状なので、耳管や鼓膜への負担となる鼻すすり癖は避けてください。

鼻をすすることは、耳鼻科でも注意されるぐらいの危険項目です。

耳管開放症は生活に支障をきたす

耳管開放症は痛みこそほとんどありませんが、耳管が開放してしまうことによって、呼吸音が耳に直接「ゴーゴー」と響き、自分の声がこもるようになる難聴性の症状が出ます。

この自分の声がこもって聞こえるというのは、経験したことがないとわからないかもしれませんが、生活に支障をきたすほど不快な症状で、なってから後悔するのでは遅いので気を付けてください。

耳管開放症の治療もできないことはないのですが、耳にカテーテルを通したり、鼓膜にパッチを貼ったり、点鼻薬で一時的に耳管を閉じさせるなどの対象療法がメインで、根本的な治療は難しいのも現状です。

鼻すすりをしないことで耳管開放症を予防することができるのなら絶対に意識するべきです。

鼻水はすすらずに外に出すことをぜひ意識してみてください。

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鼻すすりは頭痛の原因にも

鼻をすすることで頭痛の原因ともなってしまいます。

細菌やウイルスを含んだ鼻水が副鼻腔に入って、膿が溜まってしまうと副鼻腔炎(蓄膿症)を引き起こす可能性もあります。

蓄膿症は慢性の副鼻腔炎です。蓄膿症になることによって鼻をすするという悪循環にもなってしまうので注意してください。

私も経験していますが、副鼻腔炎による頭痛は他の頭痛とはまた異なる辛さで、副鼻腔は額の下と両目の間と頬にあるので、顔全体が破裂してしまうのではないかという痛みです。

また、細菌が中耳に移行してしまうと中耳炎などの原因にもなるので、鼻水はすすって体内に戻さずに、外に排出するようにしてください。

鼻水は、異物を体外へ排出してくれという体からのサインと警告でもあります。

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喉の痛みの原因に

鼻水をすすると結局のところ、喉から食道を通じて胃へと流れていくのは想像に難しくないでしょう。

鼻をすする=鼻水を飲むということです。

そして、鼻水には細菌やウイルスなどの異物が含まれていることもあるので、これを体に戻すのは良いことではないというのもお分かりかと思います。

基本的には、鼻水は胃酸によって溶かされるので影響はないのですが、最初に通過する喉に悪影響が及んでイガイガ感を経験したことがある方も多いのではないでしょうか。

鼻水が出るということは、元々喉にも痛みの症状が出ていることが多いんですけどね。そこに追い打ちをかけることはやめておきましょう。

鼻水を出すときはゆっくりと優しく

鼻をすすらないとすると、鼻水はかんで外に排出することになりますが、強くかんでしまうのも鼻と耳に負担が掛かるので注意してください。

思い切り鼻をかんで、耳がツーンとしたり耳鳴りに繋がってしまった方も多いかと思います。

鼻水を出すときはゆっくり優しくを意識しましょう。焦ることなんてありません。

垂れてきた鼻水を優しく拭うぐらいでもいいと思います。

ただ、拭ってばかりでは鼻の下がカピカピに荒れて痛くなってしまうこともあるので、鼻の穴の下に優しく添えて鼻水を吸収するぐらいでもいいでしょう。

とにかく優しくというのがおすすめです。健康なうちは気づきにくいですが、鼻や耳は思っているよりもデリケートな器官だということを意識してください。

最初にご紹介した鼻マスクは鼻水だけをしっかりと吸収してくれますし、ティッシュを常備できない環境でも鼻をすすらなくていいので非常におすすめです。ぜひお試しになってみてください。

まとめ

鼻をすする癖は、耳への負担から鼓膜が凹んでしまい、耳管開放症へと繋がる恐れがあります。これは耳鼻科でも指導されるぐらいの注意事項でもあるので気を付けてください。

頭痛や喉の痛みも無関係ではない部分があるので、各症状にお悩みの方は鼻をすする癖を止めることから意識してみてはいかがでしょうか。

生活に支障をきたす症状にまで発展する前に、鼻や耳をいたわっていくのがおすすめです。治療より予防というのは健康の基本でもありますね。

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