喧嘩商売第一部と喧嘩稼業第二部が面白い!

週刊ヤングマガジン、ヤンマガで連載されている喧嘩稼業が物凄く面白いです。

今やヤンマガの看板漫画のひとつですし、喧嘩稼業の掲載を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

休載が多いのも気になってしまうんですけどね。それが持ちどおしくて、より楽しい部分もあるのかもしれませんし、構想や取材期間を設けることによって作品の質が上がっている面も間違いなくあるのでしょう。

引き伸ばしで薄い内容を毎週掲載されるよりよほどいいですね。(どこかの漫画みたいに)

目次

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喧嘩稼業と喧嘩商売

喧嘩稼業は元々、喧嘩商売という漫画でした。

喧嘩商売が2005年から2010年まで連載され、第一部が単行本24巻で完結となり、2014年に喧嘩稼業として第二部が始まったという位置付けです。

喧嘩商売も面白かったんですけどね。陰陽トーナメントが始まった喧嘩稼業がグッと面白差を増したので、喧嘩商売が序章に感じてしまうほどです。

喧嘩商売・第一部

喧嘩商売の序盤は十兵衛の高校生活編を交えながら、少しギャグ寄りに進んでいたように思います。

木多康昭さんの前作である、「幕張」や「泣くようぐいす」に似たものも感じますね。

なかなかに変態的で勢いのある笑いを提供してくれる作品で、地味な名作でだと思います。喧嘩商売のヒットで、幕張と泣くようぐいすも注目された感ですね。

そんなギャグ寄りの序盤から、徐々に喧嘩バトル的な方向に話が進んでいくのですが、まず見所は工藤との戦いでしょう。

道具使用やだまし討ちなどの卑怯な戦い方も駆使しながら、なんとか戦う十兵衛に対し、圧倒的なパワーで迫る工藤、この構図に一気に持っていかれた方も多いのではないでしょうか。あの迫りくる工藤の恐怖感は忘れられません

そして遂に工藤に捕まり、負けと助けを請う十兵衛ですが、工藤は色々な覚悟の元に十兵衛を殺そうとします。

そこを親の権力で助けられ、屈辱を覚えた十兵衛は、工藤を倒すという目標の元に古武術富田流の六代目継承者・入江文学、通称「文さん」に弟子入りするわけです。

そして、工藤にリベンジするためにあれやこれやと手を打って、各猛者たちと戦い、挑戦権を手にしてくのが喧嘩商売から喧嘩稼業への流れです。

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喧嘩商売はバトルの駆け引きが面白い

そして、ストーリー展開の他に、バトルの駆け引き部分も喧嘩稼業と喧嘩商売の大きな魅力のひとつです。

喧嘩商売は現実的な物理法則で戦いが進みます。物理法則を無視した漫画ファンタジーな技ではなく、現実的な人体のからくりに従って進むので説得力と妙な恐怖感があるんですね。

道具の使用や精神的な揺さぶりまで含め、その質は高く、自分が現実で戦わなければならない時が来たらこれを使おうと思わせてくれるものも多いです。(実現不可能レベルのも技もたくさんですが)

急所を狙うような反則級の技も多いんですけどね。実際にルール無用の喧嘩となったら、そういう技も警戒するべきでしょうし、攻撃だけではなく防御面でも役立つ漫画かもしれません。

このご時世、そこまでのストリートファイトになると相当やばい気がしますが。

喧嘩稼業・第二部

喧嘩商売が第一部完として2010年に連載終了し、4年の休載を経て第二部・喧嘩稼業として連載が開始されました。

これがまた、非常に高いクオリティでの復帰ということで、第一部でも面白かった喧嘩商売が、第二部の喧嘩稼業でさらに人気が出たように思います。

現在は休載の多いペースですが、それでもヤンマガの看板漫画のひとつに間違いないでしょう。

「今週は喧嘩稼業が載ってる!」というような感覚で、やんちゃな人がいいことをした状態に近いものすら感じます。(なんとなくでわかってもらえれば幸いです)

喧嘩稼業・第二部としては、第一部で負かされた工藤と戦うという目的で、工藤の出場する陰陽トーナメントに十兵衛も参加しようとするところから始まります。

そこで十兵衛の取った手段としては、陰陽トーナメントの出場者に喧嘩で勝利して出場権を奪い取るというものです。主人公の発送じゃないですけどねwそこが十兵衛のいいところです。

この石橋戦も非常に見応えがありますし、その後の陰陽トーナメントもめちゃくちゃに面白いです。

十兵衛以外のバトルも面白すぎる

十兵衛以外の出場者の対戦もフル描写ですが、これがまたアツいんですね。そして先が読めないんです。

だれが勝つんだ、どうやって勝つんだ、どんな技を使うんだ、十兵衛と文さんはどうなるんだ、と興味は尽きません。

これからどうなっていくのか非常に楽しみな漫画です。陰陽トーナメントの結果だけではなく、その後の展開にも伏線が張ってあるので、この先すごく期待してしまいます。

もしかすると、喧嘩○○と謳って、第三部に入るのかもしれませんが、それはそれでまた非常に楽しみです。休載期間は短めでお願いしたいところですが。

最後に

喧嘩商売第一部が未完状態で終わった時は残念さが強かったのですが、第二部の喧嘩稼業がそのハードルを越えての面白さで毎週が待ち遠しいです。(毎週載ってませんが)

現在は陰陽トーナメント真っ最中ですが、このペースだと陰陽トーナメントだけであと2年はかかりそうかもしれませんね。

ただ、喧嘩稼業の完結を見たいというよりは、内容の濃いバトルや駆け引きを見たい部分が大きいので、クオリティの高い内容を引き続き期待したいものです。

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