ゴールデンボンバーと言えばエアバンド、エアバンドと言えばゴールデンボンバー、とマジカル的なバナナができそうなぐらいに浸透してきたゴールデンボンバーですが、本当に演奏をしていないの?という疑問が付き物かもしれません。
テレビで見ている感じ、楽器を床に置いてのパフォーマンス最優先ですし、インタビューなどでも弾いていないと公言していますからね。
と言ってもライブに行っていると周知なのですが、「楽器を弾いていないこともない」というのが事実なわけです。
目次
ゴールデンボンバーは楽器を弾いていない?

ゴールデンボンバーは楽器を弾いていないかと言われれば、曲によっては少し弾いていることもあるという答えになります。
基本的にボーカルの鬼龍院さんは、ギター、ベース、ドラム、ピアノ、バイオリンetc..とほとんどの楽器を弾けるので、あのジャンルを超えた幅広い楽曲を生み出せる一要素にもなっているわけですね。
ただ、鬼龍院さんはボーカルのために曲中は楽器を演奏しません。
そして残るメンバーの、喜矢武豊さん、歌広場淳さん、樽美酒研二さんが表面上は楽器担当なわけです。表記的にはGita-、Be-su、Doremuなのですがw
基本的に楽器は弾かない
キャンさんはギター、歌広場淳さんはベース、樽美酒研二さんはドラムと、それぞれ楽器の担当がありますが基本的には楽器は弾きません。
研二さんは踊るのに邪魔だからとスネアドラムを外しているぐらいですからね。
キャンサンはギターソロという名のパフォーマンスタイム、研二さんはダンス全般、淳さんは振付指導的な役割がしっかりとあるので、楽器を弾いている暇なんかないわけですw
というのはこれまでの定説でしたが、なんやかんやで楽器にいつも関わっていると、いつのまにか楽器も弾けるようになってくるのがすごいところです。
キャンさんがギターリストになっちゃった

キャンさんは元々ギター担当でしたが、高校生の文化祭レベルということでパフォーマンス担当となりました。
そしてギターソロでは数々のネタパフォーマンスをするわけですが、これがまたゴールデンボンバーの見所のひとつでしょう。ライブDVDが好評の理由のひとつですね。
当時のライブハウスでは「アイツらはステージを汚す」との理由で嫌われていたようですが、今となっては汚してなんぼ、どれだけ汚すのかみたいなところすら見所です。(個人的には、汚れすぎて台車で運ばれるメンバーが大好きw)
そして、たまにギターを弾きたいということで、いくつかの曲のギターソロやイントロは演奏として残ることになり現在に至ります。
しかししかし、その少しだけ引いていたギターが上達してしまい、キャンさんはギターリストになってしまった感もあるんですね。
キャンさんがギターソロを弾いてる曲リスト
キャンさんがギターソロを弾いてる曲のリストを挙げてみましょう。
- ワンマン不安
- 幸せな歌
- ごめんね、愛してる
- トラウマキャバ嬢
- 愛してると言えなくて
- いつもと同じ夜
- 忙しくてよかった
- 綺麗になりたくて
- さよなら冬美
- 幸せな歌
- 男心と秋の空
- 春が来る前に
- 煙草
新曲ではもっとあるかもしれませんが、私がライブで確定しているのはこの辺です。演劇間に入るバラードは大半が弾いているはずですね。
以前は簡単なギターソロも多かったように思いますが、徐々に難易度が上がってきて、煙草のソロは難しいはずなのですがさらりとこなすぐらいには上達しちゃっているんですね。
インタビューでは「ギター難しくて諦めました」なんてニコニコで答えていますが、なんでも器用にこなしてしまうキャンさんですから、ギターもなんだかんだ弾けちゃうわけです。ステキ。
歌広場淳さんはベースが弾けるようになっちゃった
そして、ベース担当の歌広場淳さんも地味にベースが弾けるんです。2曲だけですが。
金爆オールスター祭というファン限定ライブがあったのですが、ここでゴールデンボンバーがゴールデンボイスという急造バンドで生演奏しているんですね。
キャンさんがボーカル、樽美酒研二さんがギター、歌広場淳さんがベース、鬼龍院さんがドラムという構成で、拙い部分もありながらですが味のある演奏を見せてくれます。
曲目は、ROCKET DIVE(hide with Spread Beaver)と泣かないでとなっていて、いつものゴールデンボンバーとは違った顔が見られます。ファンクラブ限定ライブならではですね。
このライブはいつものライブとは違って、メンバーもそれぞれ歌っていますし、コアファンにとってはかなり満足度の高いライブとなっていますのでDVDもぜひ。
現在は1万円程度の適正相場でおすすめできるお値段です。
樽美酒研二さんはドラムが叩けるようになっちゃった
金爆オールスター祭のゴールデンボイスではギターを弾いている樽美酒研二さんですが、以前からギターやボーカルとしてバンドを組んでいたので当然とも言えます。
そして本業(?)のドラムですが、スポンジスティックでエアドラムをしているうちに、なんとなくドラムが叩けるようになってきたとのことです。
リズムに乗ってそれなりに適正に叩いていれば、ある程度の形になるのかもしれませんが、そのセンスがヤバすぎですねw
ゴールデンボンバーライブDVDのFeat樽美酒研二版では、カメラワークがひたすら研二さん追いなのでファンの方はぜひ。むしろ他メンバーの全貌がわからないぐらいの追い方ですw
鬼龍院翔が凄すぎる
ゴールデンボンバー全体としてのバランスも素晴らしいのですが、やはり凄いのは鬼龍院翔でしょう。
ボーカルとしての役割は当然として、楽曲の作詞・作曲のみならず、曲の打ち込みから、ライブやパフォーマンスなどを始めとした様々な企画までのほとんどを鬼龍院さんがひとりで担っているとのことですから、その圧倒的な才能がお分かりかと思います。
そしてそれを表に全く出さないのがまた凄いのですが。
単独ライブのひとりよがりも素晴らしいですし、単独カバーCDのオニカバーも堪りません。
独白本もかなりよかったですね。当時はゴールデンボンバー情報がまだ少なかったので、この本は色々と衝撃でした。
まとめ
ゴールデンボンバーは本当に演奏してないのかについて書くつもりが、思わず長くなってしまいました。
エアギターからのパフォーマンスも素晴らしいですが、たまに来る演奏も堪りません。
キャンさんのギターソロ曲は意外にたくさんありますし、ライブの演劇曲ではほとんどのギターソロを弾いてるぐらいのステキさです。たまの失敗もご愛敬ですねw