前回、読モに続いてフリー画像素材モデルのタレント時代が来るかもしれないを書いたのですが、フリー画像素材モデルの魅力を上げるためには、給料という収入面も非常に重要な要素でしょう。
世知辛いですが、収入というのはその仕事をするにあたってのわかりやすいモチベーションになるので、給料面は避けては通れません。
極端な話、1枚の撮影で100万円なら物凄く割のいい仕事となり、人気と競争率も上がって、あこがれの職業にすらなってしまうことでしょう。
目次
フリー画像素材とは?

まずは、軽めにフリー画像素材を説明しておきましょうか。
フリー画像素材とは、著作権フリーの画像素材で、商用利用や加工などもオッケーの画像の素材です。
利用範囲や規約はそれぞれのサイトや画像によって異なりますが、基本的には悪質な使用法でなければ概ね問題なしという方針に感じます。
ブログやサイトを制作するにあたって、画像を使用することは不可欠ですので、自前で画像素材を用意できない場合はフリー画像素材を使用すると非常に便利なんですね。
特に、最近ではぱくたそさんなど、非常に高品質のフリー画像素材を無料で利用させてくださるサイトさんも増えてきているので、自前で画像素材を用意するよりもむしろ綺麗な画像を使用することができます。
これによってフリー画像素材の注目度も上がり、フリー画像素材のモデルさんの需要と注目度も上がってきています。
フリー画像素材モデルの給料と収入は?

そして気になるのはフリー画像素材モデルの給料と収入面ですね。
まず、現在のフリー画像素材モデルは、基本的には不定期な仕事となるために給料性ではないことがほとんどで、撮影単位での報酬ということになります。
撮影報酬も撮影によって金額は大きく異なり、ほとんどはリーズナブルな価格設定で、そこまで多い金額ではありません。
ただ、企業オファーの撮影依頼だと数万円~30万円程度となることもあるようで、いかにして企業からの撮影依頼を取れるかという知名度が重要になってくるでしょう。
企業からのオファーは水物となってしまいますが、スケジュールがびっちりと埋まることもあるようですし、いかにフリー画像素材で注目されるかというのがオファーを増やすコツになりそうです。
これはこれからのマネジメントで変わっていく部分も大きいでしょうね。敏腕マネージャ求む。
フリー画像素材モデル事務所というのはまだ無いように思うので、攻めのマネジメントがしにくい部分もあり、現在は待ちの営業メインになっているとも感じます。
これは、これからの認知度や、マネジメントシステムの構築によって変わっていくのでしょう。
フリー画像素材モデルに関しては未開拓な分野でもあるので、ビジネスチャンスの匂いもするかもしれませんね。
ぱくたそPVから撮影費を考えてみる

フリー画像素材サイトぱくたそさんは、月間PVも公開されています。(ぱくたそさんはなんでもオープンで素敵すぎます)
2012年は月間50万PVほど、2013年は月間100万PVほど、2014年は月間100~200万PV、2015年は月間200~300万PV、2016年は月間300~400万PVほどという流れのはずで、順調に伸びてきていますね。
広告はシンプルにグーグルアドセンスのみだと思われるので、単純な広告収入はPVの50%を上回る可能性は低いはずです。
仮に、2017年の月間PVが500万PVで、広告収入がその20~30%だとすると100~150万円といったところでしょうか。
ここから運営費を捻出するので、モデルさんに支払える額というのはそこまで多くないように思います。
というか、運営費を考えるとかなり厳しい面もあるのではないでしょうか。少なくとも、2015年辺りまでは赤字だったようにも思える数字です。
モデルへの撮影費を、1枚当たり数千円支払っていてはおそらく厳しい数字でしょうから、1度の撮影で数千円を支払い何十枚も撮影するしかないはずです。フリーモデル側としては時給換算的に考える方がいいかもしれませんね。
正直、ぱくたそさんは神だと思っていますし、これからもどんどん拡大していってほしいサイトに間違いないので、もっと収益化してもいいのではないかと思いますが、利便性を考えると色々と難しい面もあるのかもしれませんね。
とりあえずは、ぱくたそさんへ寄付する仕組みもありますし、ぱくたそさんを応援したいという方はこちらへどうぞ。アマゾン、ペイパル、ビットコインが選べます。
⇒ぱくたそへの寄付
なんだか、ぱくたそさんの宣伝のようになってしまいましたが、ぱくたそさんが発展することによってフリー画像業界そのものの拡大や、フリー画像素材モデル業界の発展や認知度が大きくなることは間違いないですし、個人的には素直に応援していきたいものと思います。
アイドル・モデルの撮影会の料金
それでは、モデルの収入面に話を少し戻しましょうか。
アイドルやモデルの撮影会には料金が発生し、会場費などの運営費を引くと、シンプルにモデルへの収入へと繋がります。(事務所主導での給料性ならあまり関係ありませんが)
撮影モデルも、アイドル・モデル・レースクイーンといったプロ系から、学生・OL・主婦といった一般系まで様々なので撮影料金にもかなり幅があるんですけどね。
参加費としては1時間1万円ぐらいが相場に思います。
そしてモデルは撮影費として、時給なら3,000円〜1万円以上といったところでしょうか。歩合給制なら売り上げに対して一定歩合が報酬となります。
読者モデルの収入

素人とプロの境目と言えば読者モデルでしょうか。
雑誌に出る読者モデルなら、専属契約料のみで月に20〜30万円程度で契約というのが相場のようです。
1ページ2万円ほどで、人気が出ると月に50万円行く読者モデルもいらっしゃるようですが、1日2000~5000円程度が相場の場合もあり、なかなかモデルだけで生計を立てられる方は少ないように思います。
これは、読者モデルの認知度が高く、仕事として憧れの部分すらも出てきているので、競争率の高さというのもあるのでしょうね。
動くお金以上の競争率の高さなのでしょう。
その点、フリー画像素材モデルはまだまだ黎明期であって、魅力的なビジュアルがあればかなりの注目度を集められる面が大きいと感じます。
フリー画像素材モデルになるためには
フリー画像素材モデルになるためには、フリー画像サイトとの契約をするか、自分でセルフプロデュースするかになるでしょう。
ただ、自分で撮った画像を著作権フリーですよとするのは簡単ですが、守ってくれるものがないためにリスクは高めにも思います。
やはり、現在フリー画像サイトとして機能しているサイトでモデルをし、そこで認知されつつの自分へのオファー待ちというのが最も効率的でしょう。
前述で紹介したフリー画像サイトぱくたそでは、モデルの募集を行っているのでこちらも選択肢のひとつだと思います。
ご興味がございましたら、募集要項などを覗いてみてください。
・ぱくたそモデル募集
まとめ
フリー画像素材モデルの収入などについて書いてみましたが、モデル業界と同じように、自分へのオファーが来れば儲かるけど、それ以外ではモデル一本での生計は難しいといったところでしょうか。
モデルさんも、初期はアルバイトをしながらという方も多いですし、人気商売というのは下積み時代と売れてからの差が明らかな傾向もありますね。
その点、フリー画像素材モデルはまだ競争率が低い段階で、注目を浴びるまでのスパンが短くも感じます。まあ、これはインターネットの力もあるのですが。
なんだかんだとぱくたそさんの宣伝的な内容にもなってしまいましたが、お世辞抜きで神サイトだと思っているので、ご興味がある方はぜひご利用されてみてください。
⇒フリー素材・ぱくたそ
それでは、フリー画像素材業界の発展を祈りながらこの辺で。