激安の殿堂という代名詞で、もはや量販店・ディスカウントショップの枠を超え、独自のカテゴリーを築いた感のあるドン・キホーテですが、店舗名が通常の「ドン・キホーテ」と「MEGA(メガ)ドン・キホーテ」の2種類に分けられますね。
店舗名から想像するに「メガの方が大きい」というシンプルなイメージを受けますが、実際はどのように違いがあるのでしょうか。
目次
ドン・キホーテとMEGA(メガ)ドン・キホーテの違い
ドン・キホーテとMEGA(メガ)ドン・キホーテの違いはズバリ、生鮮食品が売っているかどうかです。
普通のドン・キホーテにも食品はお菓子や加工品が売ってるんですけどね。MEGAでは野菜・果物・肉・魚までもを取り扱っているのが特徴的です。スーパーマーケットに近いイメージですね。
あとは、100均やアパレル、クリーニング屋などのテナントが数多く入っている傾向も強いです。
あとはMEGAの名の通り、実際に店舗そのものが広いです。特に通路の広さには力を入れていて、車いすの方でも通れるような広さを目指しているようですね。
ドン・キホーテというと、ごちゃごちゃとしていて狭いというイメージがありますが(このごちゃごちゃ感はドン・キホーテの宝探し感を演出する圧縮陳列という戦略でもあります)、通路が広いというだけで開放感は段違いです。
広さと取扱商品数というのがドンキとメガドンキとの大きな違いですね。
ドン・キホーテとMEGA(メガ)ドン・キホーテの客層

ドンキホーテというと、独特の客層も特徴的でしょう。夜中まで営業していることもあり、特に若年層が多い傾向もあると思います。
これがMEGAドンキホーテになると、意外に主婦層からお年寄りやファミリーという層にまで拡大される感ですね。もちろん若年層も多いのですが、割合として下がるはずです。
どっちがいいというわけではありませんけどね。落ち着いた雰囲気はMEGAの方が上でしょう。
ドン・キホーテとMEGA(メガ)ドン・キホーテの店舗数

ドン・キホーテとMEGA(メガ)ドン・キホーテの店舗数もちょっとばかり調べてきました。
2017年5月現在は、ドン・キホーテ(パウ含む)が198店舗、MEGAドン・キホーテ(長崎屋とのハイブリッド型含む)109店舗でした。ピカソ、ドイトを含むグループ総合店舗数では364店舗とのことですね。
そのうち、関東が169店舗(東京23区が52店舗)、大阪府が32店舗となっていて、その他の各都道府県には1桁ずつの店舗数が多いので、ドン・キホーテは都市部に集中しているという傾向になっています。確かにそれを実感しますね。
ちなみに、全売り上げの約35%はMEGAドン・キホーテが占めているとのことです。店舗数との割合通りといったところでしょうか。
2016年10月のドン・キホーテグループの店舗数は278店舗だったので、半年ほどで364店舗というのはかなりの伸びに感じます。
商品価格は同じ?
ドンキとメガドンキの商品価格の違いも気になるところかもしれませんね。(MEGAドン・キホーテと打つのが面倒になってきたので略しも入りますが、通じればヨシというこで)
これは同じ商品なら基本的には価格も同じです。
ただ、ドン・キホーテは価格下げの安売りやセールもよく開催されるので、意外に商品によって差があることもあります。
まあこれはメガドンキとの違いというよりも、ドンキそれぞれの店舗の差と言った方がいいかもしれませんね
テナント系は品揃えも価格もそれぞれになってくるので、これも価格は同じではないと考えた方がいいでしょう。
最後に
ドン・キホーテとMEGA(メガ)ドン・キホーテの違いについて書いてみました。
生鮮食品の取り扱いと広さが大きな違いとなりそうですね。
どちらが好みかはそれぞれになりそうですが、駐車場が広いのもいい点ですし個人的にはゆったりできるメガドンキかなと思います。
と言っても、ドンキとメガドンキが隣接しているパターンなんてほぼないはずなので、選択するという感じではなさそうなのですが。
ドン・キホーテは激安なだけではなく品揃えも豊富なので、できればもっともっと増えてほしいななんて思いますが、立地やスペースの問題で出店条件は色々と難しい面もあるのかもしれませんね。これからにも期待したいと思います。