週刊ヤングマガジンで連載されていた青春逃亡劇漫画「僕たちがやりました」が実写ドラマ化されることになりました。
2017年夏ドラマで、ドラマ放映は7/18から開始、毎週火曜日の夜9時からフジテレビ系列での放映となっています。初回は15分拡大バージョンとのことですね。
・僕たちがやりましたドラマ第1話感想は原作通りにウザ面白い
目次
僕たちがやりました実写ドラマ化
ヤンマガ連載当時から感じていましたが、僕たちがやりましたはアニメ化よりドラマ化を意識して作っていた部分もあったのかなと思います。
登場キャラの顔立ちが、俳優さんや芸人さんといったタレントさんに明らかに似せてきているんですよね。公ではないものの、モデルがいたキャラも多かったはずです。
パイセンはRGさん、ヤバ高の馬の被り物はバンビーノさん、今宵パパは梅宮辰夫さん、ニュースキャスターのニヤネさんは宮根誠司さん、コメンテーターの与木ママは尾木ママ、刑事は松田翔太さんなどなど、画力の高さもあってかなりの似せ方でした。(意図したキャラと意図しなかったキャラがいるかもしれませんが)
まあ、この似せたキャラたちでも、ドラマ化のキャストには組まれなかったようで少し残念でもあるのですが。
僕たちがやりましたドラマキャスト

僕たちがやりましたのキャスト陣はかなり豪華です。
キャラ | キャスト | 原作設定 |
---|---|---|
増渕トビオ | 窪田正孝 | そこそこで生きたい高校生 |
丸山友貴 | 葉山奨之 | トビオの同級生。通称マルorキノコ。自己中で欲望が強い |
伊佐美翔 | 間宮祥太朗 | トビオの同級生。ナンパだけど男気もあり |
小坂秀郎 (パイセン) |
今野浩喜 | トビオ達のOB先輩。お金持ち |
蒼川蓮子 | 永野芽郁 | トビオの幼馴染。トビオのことが好き |
新里今宵 | 川栄李奈 | 伊佐美の彼女。巨乳のギャル後輩で緩めの性格。家庭的ないい子 |
市橋哲人 | 新田真剣佑 | ヤバ高のリーダー存在。爆破事件の被害者 |
飯室成男 | 三浦翔平 | ヤバ高爆破事件を追う刑事。真相にかなり迫っている |
立花菜摘 | 水川あさみ | トビオの担任教師。原作には登場しないドラマオリジナルキャラ |
輪島宗十郎 | 古田新太 | 裏社会のボス的存在。パイセンとは… |
西塚智広 | 板尾創路 | 輪島宗十郎の弁護士 |
増渕ハル | 八木莉可子 | トビオの妹 |
増渕優子 | 榊原郁恵 | トビオの母 |
三浦由佳 | 岡崎紗絵 | 蓮子の友達?原作には登場しないドラマオリジナルキャラ |
なかなかに原作マッチしたキャスティングではないでしょうか。
主要キャラとキャスト感想
主人公のトビオは、表面上の明るさと事件後の闇を持ちますが、窪田正孝さんとどこかマッチしているかもしれませんね。年齢のギャップは問題なさそうです。
パイセンは元キングオブコメディの今野浩喜さんということで、もう既に芸人さんというよりも役者さんとしてのイメージが強くなってきました。丸サングラスもお似合いですし、パイセンそのものを演じてくれそうですね。
マル役の葉山奨之さんは、嫌われ役なので少し損な役回りかもしれませんが、それをどのように魅せてくれるのか注目です。ゲスさとクズさを突き抜けるのも見てみたい。
伊佐美のポイントは下心でしょうか。なんとなく男気の方が強く出そうな気がしますが今宵との関係に超期待。
今宵は今回の一番のサプライズかもしれません。元AKB48の川栄李奈さんが、家庭的で緩めなギャル女子高生というギャップをどう演じるのか。川栄さんのキャラとも違う気がするので、過激なシーンなどがどう描写されるのかはみなさんも注目しているかもしれませんね。
蓮子は永野芽郁さんということで、各方面でぐいぐい来ている注目の女優さんですね。蓮子のぽってり唇的に、個人的には水原希子さんや石原さとみさんがイメージに近いですが、年齢的なものもあるのでしょう。数々のシーンを永野芽郁さんがどのように演じるのか期待です。
市橋は、新田 真剣佑(あらた まっけんゆう)さんということで、悪さよりも男前感が前面に出そうな気がします。市橋の描き方が僕たちがやりましたのコアでもあると思うので、原作準拠になるのか、ドラマのオリジナル性が高いのか。
輪島宗十郎は古谷新太さんがハマリ役感がすごいです。お気楽な威厳感を出してくれそうですね。秘書役の板尾さんはキャラ的にハマってないように思いますが、個人的にはかなり期待しています。別の空気管を出してほしいですね。
ドラマオリジナルキャラ

ちょっとばかり気になるのがドラマオリジナルのキャラで、トビオの担任の立花菜摘役に水川あさみさん、蓮子の友達の三浦由佳役に岡崎紗絵さんを持ってきている点です。
ここにキャストを当てているということはそれなりに重要人物なのでしょう。
担任ということは、事件に関わるか真相を知って理解者になるのか、刑事との橋渡しになるのか、どちらにしろ原作とは少し違う展開が期待できそうですね。
蓮子の友達はそこまで重要でもない気がしますが、トビオと蓮子の恋愛部分に関わってくるのと、逃亡劇中の支えになるのかもしれません。あとは、大人になった蓮子との関係も描かれそうなので、あそこに至った蓮子の過程がもう少し深く描写されるのかもしれません。
原作ラストとオチが違うとのことなので、このオリジナルキャラも深くストーリーに関わってくるのかもしれませんね。
最後に
僕たちがやりました実写ドラマ化のキャストについて書いてみましたが、改めてかなりの期待度です。
個人的には蓮子と今宵が気になってしまう辺り、ストーリー主軸よりも恋愛部分を楽しみにしてしまっているかもしれません。
まあ、この恋愛部分あってこその「僕たちがやりました」の幸せのプラスマイナスに関する重要な演出なのですが。
過激なシーンが多い「僕たちがやりました」なだけに、どこまでの原作再現度なのか、逆にオリジナル性を見せてくれるのか注目どころですね。