耳が痛くて飛行機に乗れないのは航空性中耳炎かもしれない

飛行機に乗ると耳が痛くなる経験は誰しもがあるかと思いますが、尋常ではない痛みと、頭痛、めまいまで引き起こす方もいらっしゃいます。

まあ私なんですけどね。

みなさんは耳抜きでそれなりに警戒するかと思いますが、耳管の働きが弱い人は、気圧の変化にも弱く、航空性中耳炎ともなる場合があるので注意が必要です。

目次

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飛行機に乗ると耳が痛い

飛行機に乗ると耳が詰まったり痛くなるのはおなじみの症状ですよね。

これは、地上との気圧の変化が大きいのでしょうがないところですが、耳抜きなどで解消することがほとんどです。

しかし、耳管の働きが弱く、鼓膜内外の気圧調整がうまくいかない人の場合は、耐えがたいほどの耳の痛みに襲われることがあります。

私も普段から坂道などでも耳がプチプチいうほど耳管の働きが弱く、飛行機に乗ると当然、耳が物凄く痛くなってしまいます。

耳がプチプチ鳴るのは病気?

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2017-11-12

1日経っても耳の詰まりと頭痛が収まらないほどの苦痛で、それ以来、旅行には船か陸路を選ばざるを得なくなりました。

耳鼻科に行くと、どうやらこれは航空性中耳炎という急性中耳炎に近い症状のようです。

耳管の弱人ほど、飛行機に乗ると航空性中耳炎が発症しやすいとのことです。

症状の重さこそ違いはあるけど、誰でも比較的かかりやすい中耳炎のようなので、飛行機に乗る際は注意が必要ですね。

航空性中耳炎になりやすい人

航空性中耳炎になりやすい人は、耳管の働きが弱い人です。

耳管の開閉によって気圧の調整がうまくできないので、どうしても耳に負担がかかってしまい、炎症が起こってしまいます。

また、体調にも注意が必要で、風邪やアレルギーなどで鼻やのどに不調があると航空性中耳炎になりやすいとのことです。

元々、アレルギーや花粉症などを持っている人は注意が必要ですね。

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航空性中耳炎を予防する

航空性中耳炎を予防するためには、体調を整えることが重要です。

副鼻腔炎や風邪などは治しておくことをおすすめします。

また、花粉症は舌下免疫療法などのかなり優秀な治療法もあるので、こちらも治療をしておきたいところですね。

あとは、離陸や着陸をする時に急激な気圧変化が起こるので、口を大きく開ける作業を繰り返したり、つばをのみこんだりを繰り返してみましょう。あくびなんかを出すのもいいですね。

これらは耳管の働きを補助する役割があります。

飛行機用の耳栓

耳栓を使用することによって、ダイレクトに気圧の変化を受けることを避けることもできます。

気圧の変化を緩やかにすることを目的とした「イヤープレーン」という耳栓もあるので、こちらもおすすめです。

ただ、耳栓の仕様には少し注意も必要で、耳に疾患のある場合や治療中の方はご使用前に医師にご相談ください。

耳に違和感が生じた場合には使用を中止した方がいいです。

また、取り外しの際は急に抜くと鼓膜を痛める恐れがあるので、耳栓はゆっくり引き抜くようにしてください。

私の場合は、電車のすれ違いや、トンネルに入る際も耳が痛くなるので、耳栓はかなり重宝しています。

急激な気圧の変化を和らげるという用途なら、飛行機以外でも使用できるので、耳管の弱さにお悩みの方は一度使用を試してみてはいかがでしょうか。

耳の不調には、漢方薬やサプリメントを試してみるのもおすすめですので、こちらも合わせてご参考ください。

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2017-11-13

まとめ

飛行機に乗ると耳が痛くなるのは色々な制限があって辛いもので、これは体調だけではなく、耳管の弱さも関係しているかもしれません。

ただ、耳鼻科に行って、耳管の働きを見てもらっても改善はなかなか難しい現実もあります。

他の人よりも、明らかに飛行機に乗るのがきついという方は、耳栓などの気圧変化を緩やかにするアイテムの使用も検討してみてはいかがでしょうか。

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